酒とスープをひとつにした異色中の異色のカクテル。味のハーモニーがとれればどんな材料でもカクテルに使えるということを、世間に再認識させたカクテルである。いかにして美味なこのカクテルを作るかは、すべてブイヨンの味しだい。1953年、アメリカ・デトロイトのレストラン、コーカス・クラブの経営者グルーバー兄弟の作といわれる。ビーフ・ブイヨンを使うというところから、レストランでのアペリティフとして考案されたと思われる。東京、新宿のホテル・バーでは、スープ・カップ、に入れて出すところもある。これは、北欧でのブル・ショット・スープからの流れ。このレシピの他に、塩、ウスター・ソース、タバスコ・ソース、ペッパーなどを加え、シェークして、タンブラーに注ぐ、ハイボール・スタイルもある。
カクテルタイプ | ロング |
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グラス | ロックグラス |
テイスト | 辛口 |
色 | ブラウン(琥珀色) |
アルコール度数 | 普通 |
製法 | シェーク |
ウォッカ30ml、ビーフブイヨン60ml