白ワインをソーダで割ったカクテル。スプリッツァーとは、ドイツ語の“シュプリッツェン(はじける)”からきた言葉。その名のとおり、ワインの中でソーダの泡が踊るようにはじけ、口当たりだけでなく、見た目もさわやか。生まれはモーツァルトと同じオーストリアのザルツブルグである。ハードボイルド作家、ロバート・B・パーカーの『儀式』を読むと、カッコいい黒人主人公のホークが、このスプリッツァーをバーで楽しんでいるシーンが登場してくる。その時の彼のスタイルは、ピンストライプのダークグレイ三つ揃いに白いシャツとピンカラー、ピンクのシルクネクタイ、同色のポケットチーフ。で、カウンターに腰掛けてスプリッツァーなのである。
カクテルタイプ | ロング |
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グラス | ワイングラス |
テイスト | 中甘辛口 |
色 | 透明 |
アルコール度数 | 弱い(8度以下) |
製法 | ビルド |
白ワイン3/5、ソーダ2/5